決裁者が押さえるSESエンジニア採用の費用と採用単価の考え方

SESエンジニア採用の費用について、相場感をつかめず予算策定に悩む決裁者は少なくありません。月額単価の幅が広く、契約形態によってコストの種類も異なるため、何を基準に予算を組み立てれば稟議が通るのか、判断材料を集めている段階の方も多いはずです。

採用単価の目安、広告費型と成果報酬型のリスク管理の差、未経験採用における教育コストを含めた投資対効果という3つの視点から、コストパフォーマンスを総合的に評価する考え方をお伝えします。社内で予算承認を得るための根拠と説明の組み立て方が整理できる内容ですので、ぜひご覧ください。

SESエンジニア採用にかかる採用単価の目安

電卓と木製数字のメモ

SESエンジニアを確保するために必要な費用は、契約形態や担当業務、エンジニアのスキルレベルによって大きく変動します。決裁者として予算承認を得るためには、まず市場の相場感を把握したうえで、自社が求める人材像と照らし合わせた検討が欠かせません。

職種別に見た月額単価の相場

一般的なSES契約における月額単価は、平均で80万円から120万円程度の範囲に収まるケースが多く見られます。ただし、職種や担当工程によって幅があります。

プログラマーの単価帯

設計書に沿ったコーディングを中心に担当するプログラマーの場合、月額40万円から80万円が目安です。スキルが高い人材であれば100万円程度になることもあります。

システムエンジニアの単価帯

上流工程を含めた業務に対応できるシステムエンジニアの単価は、初級で月額80万円から100万円、中級で100万円から120万円が目安です。上級になると120万円から200万円に達することもあります。要件定義や設計といった上流工程を任せる場合は、相応の予算確保が必要になります。

採用単価が決まる主な要因

採用単価を左右する要素は複数あります。具体的にはエンジニアの経験年数や保有スキル、担当ポジション、所属企業の規模などが挙げられます。たとえばリーダークラスの人材を求める場合や、AIやクラウドといった先端領域のスキルを持つエンジニアを確保する場合は、単価が上振れる傾向にあります。

正社員採用と比較すると、求人広告費や教育費といった採用コストが別途必要になるのに対し、SES活用であれば即戦力を月単位で確保できます。初期投資を抑えながら人材リソースを補える計算になります。予算稟議の場面では、単価の数字だけでなく、採用にかかる時間や教育コストの削減効果まで含めた、総合的なコストパフォーマンスで説明することをご検討ください。

広告費型と成果報酬型のリスク管理の差を比較する

木製ブロックで表現されたリスク

エンジニア採用には複数の手法があり、それぞれ費用構造とリスクの性質が異なります。決裁者として予算を承認する際には、単純な金額比較だけでなく、採用が失敗した場合の損失をどこまで想定できるかというリスク管理の視点が欠かせません。

広告費型の費用構造とリスク

求人広告や採用サイトへの掲載費用は、応募者の有無や採用成否に関係なく発生する固定費です。

メリットとなる側面

掲載費用は事前に確定するため、年間の採用予算を立てやすい点があります。応募が集まれば採用人数あたりの単価を抑えられる可能性もあります。

想定すべきリスク

エンジニアの応募が集まらない場合や、採用後に早期離職が発生した場合でも費用は戻りません。IT業界の採用コストは他業種と比較して高い水準にあるとされており、応募ゼロのまま掲載期間が終了するリスクは予算消化の観点で見逃せない要素になります。

成果報酬型の費用構造とリスク

人材紹介や紹介予定派遣など、採用が成立した時点で費用が発生する仕組みが成果報酬型に該当します。

メリットとなる側面

採用が決まらなければ費用が発生しないため、予算の無駄遣いを防げます。採用成立時の手数料は想定年収に応じた料率で算出されるケースが多く、コストの上限を見積もりやすい構造になっています。

想定すべきリスク

採用が成立しても早期離職が発生すれば、再度の費用負担が必要になるケースがあります。紹介手数料が高額になりやすいため、複数名の採用を計画する場合は総額が膨らむ点にも注意しましょう。

SES活用で実現する柔軟な費用設計

SES契約は、月額単価でエンジニアを確保する仕組みのため、広告費型のような固定費リスクも、成果報酬型のような成立時の高額負担もありません。プロジェクト期間に応じて柔軟に契約を調整でき、スキルミスマッチが発生した場合も人員交代によるリスク管理がしやすい構造になっています。予算稟議の場面では、採用手法ごとの費用構造とリスクを整理したうえで、自社の状況に合った選択肢を提示すると説得力につながります。

未経験採用における教育コストを含めた投資対効果の見極め方

エンジニアを確保する手段として未経験採用を検討する企業は少なくありません。即戦力の経験者採用と比べて初期コストが低く見える一方で、教育や育成にかかる費用を含めた中長期的な視点で投資対効果を判断する必要があります。

未経験採用にかかる費用の全体像

未経験エンジニアの採用単価は、経験者と比較して低く抑えられる傾向にあります。一方で、戦力化までに必要な教育費を加味すると、見えにくいコストが積み上がっていきます。

採用時にかかる直接費用

未経験者の採用単価が抑えられる分、求人媒体への掲載費や紹介手数料も低く設定されるケースが多く、予算面での魅力になります。採用時点でのコストを抑制できるため、人材確保の入口としては有効な選択肢になります。

採用後に発生する育成費用

未経験者を戦力化するには、複数の費用が発生します。具体的には研修期間中の人件費や教材費、指導役となる先輩社員の工数などが挙げられます。エンジニアとして自走できる水準に到達するまでには相応の期間が必要となり、その間の投資回収リスクも考慮に入れる必要があります。

即戦力確保との比較で見る投資対効果

未経験採用と即戦力人材の確保では、費用の発生時期と効果の現れ方が異なります。

短期プロジェクトでの判断軸

期間が決まっているプロジェクトに人材が必要な場合、未経験者の育成期間を待つ余裕がないケースが多く見られます。SES活用であれば、必要なスキルを持つエンジニアを月単位で確保でき、育成コストを負担せずに即戦力を確保できる計算になります。

中長期的な人材戦略との両立

社内に技術ノウハウを蓄積したい場合は未経験採用も有効ですが、育成中の業務はSESで補完するハイブリッド型の戦略がリスク管理の観点で機能します。決裁者として予算を組む際には、採用単価だけでなく、戦力化までの期間や機会損失を含めた総合的な視点で判断すると、稟議を通すうえでの説得力につながります。

SESエンジニア採用の費用とコストパフォーマンスを総括する

SESエンジニアの採用費用は、職種やスキルレベルによって月額40万円から200万円までの幅があり、採用単価の相場感を把握したうえで予算を組み立てることが決裁者の役割になります。広告費型や成果報酬型、SES活用それぞれの費用構造とリスク管理の差を比較することが大切です。未経験採用における教育コストを含めた投資対効果まで複数の視点で検討すると、稟議の説得力が高まります。SES活用は固定費リスクを抑えながら必要なスキルを月単位で確保できる仕組みであり、即戦力人材の確保と育成コストの削減を両立しやすい選択肢になります。

ディシステムズエンジニアリングは、長年のSI事業で培った知見を活かし、バックエンド系SES案件に特化したエンジニア紹介を展開しています。契約単価を公開する透明性のある取引体制で、発注企業の予算策定をサポートいたします。エンジニア確保にお悩みの担当者は、まずはお気軽にご連絡ください。

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